allabout japan
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Uncharted Tokyo 2| “森と水”が育む、東京・奥多摩のサステナブルステイ

Uncharted Tokyo 2| “森と水”が育む、東京・奥多摩のサステナブルステイ

さとローグは、JR青梅線・古里(こり)駅から徒歩約15分の場所にある。運営するのは、JR東日本グループと株式会社さとゆめの共同出資で設立された、沿線まるごと株式会社だ。地域の観光を持続可能なかたちへ再設計するにあたり、同社が推進する「沿線まるごとホテル」構想が礎となっている。無人駅舎をフロント、空き家や空き施設を客室、地域住民をキャストと見立て、鉄道沿線全体を一つのホテルとして機能させることで、地域の宿泊施設や飲食、自然・文化資源をつなぎ、「滞在して巡る」旅を促そうというのだ。

Uncharted Tokyo 1| 南沢あじさい山 一人の夢から生まれた、持続可能な自然の奇跡

Uncharted Tokyo 1| 南沢あじさい山 一人の夢から生まれた、持続可能な自然の奇跡

東京都あきる野市の深沢地区、武蔵五日市駅から車で約10分の山間に位置するこの場所は、新宿から電車でおよそ90分の距離にありながら、都市の喧騒とは無縁の自然豊かな環境が広がっている。中でも、南沢あじさい山は、毎年6月から7月にかけて約1万5,000株のあじさいが山の斜面を埋め尽くすことで知られる。単なる花の名所にとどまらず、持続可能な観光を実現するための、環境に配慮したさまざまな取り組みがされており、訪れる人々にとって特別な学びと感動を与える場所だ。

多様化する日本のインバウンド・マーケット/ルイス・ロドリゲス(ブッキング・ドットコム 日本代表)インタビュー

多様化する日本のインバウンド・マーケット/ルイス・ロドリゲス(ブッキング・ドットコム 日本代表)インタビュー

世界最大級のオンライン宿泊サイト、ブッキング・ドットコム。ルイス・ロドリゲス氏は、その日本エリアにおける統括責任者を務める。 インバウンド観光が大きな盛り上がりを見せているいま、彼が目指すのは、日本旅行体験の“多様化”だ。 富良野や奄美大島といったローカルエリアのプロモーションはもちろん、オーバーツーリズムへの対応から、サステナブル・ツーリズムや、LGBTQ+インクルーシブといった課題へも挑む。 インタビューでは、パンデミック後のリバウンド需要や、生成AIが担う役割の高まり、そしてテクノロジーが、いかに旅行者を日本の「穴場(off the beaten path)」スポットへと導き、ローカル経済を活性化させるかについて語ってくれた。

日本の国立公園を、グローバルな観光資源に/佐々木真二郎(環境省 自然環境局 国立公園課 国立公園利用推進室 室長)×江幡哲也(株式会社オールアバウト・代表取締役社長)

日本の国立公園を、グローバルな観光資源に/佐々木真二郎(環境省 自然環境局 国立公園課 国立公園利用推進室 室長)×江幡哲也(株式会社オールアバウト・代表取締役社長)

日本の国立公園は、アメリカ等の国立公園とは異なり、公園内に多くの私有地が含まれている。国立公園内に住んでいる人も多く、農林水産業や観光業なども行われていることから、公園の成り立ちを含めた「独自のストーリー」を大切にしてきた。 また近年では「保護」だけでなく「利活用」のための取り組みにも注力している。利活用をさらに進めることで、インバウンドを含めた観光誘客に寄与するだけでなく、昨今問題になっているオーバーツーリズム対策にもつながる。 今回は、国立公園の利用促進を担う環境省 国立公園課 国立公園利用推進室 佐々木室長と、海外も視野に入れたデジタルメディアのパイオニアであるオールアバウトの江幡社長が、「国立公園と観光」のいま、そして未来について語り合う。

GO WILD TOKYO 3/檜原村の自然の中でリトリート体験

GO WILD TOKYO 3/檜原村の自然の中でリトリート体験

東京といえば高層ビルやにぎやかな街並みを思い浮かべるかもしれませんが、実は大自然も存在するのをご存知でしょうか。都心から少し足をのばした多摩・島しょ地域には驚くような自然が広がり、都会の喧騒を離れ、リフレッシュできる絶好の場所が東京にもあるのです。最近旅行者に人気のアドベンチャーツーリズムは、「自然」「アクティビティ」「文化体験」の3要素のうち2つ以上で構成される旅行のこと。日常を離れ、新たな発見をする旅へ出かけてみませんか? GO WILD TOKYO!